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令和6年3月 院長通信 滑液包 (かつえきほう)炎にご注意を

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2024.03.12

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令和6年3月 院長通信 滑液包 (かつえきほう)炎にご注意を

最近、当院にはくるぶしや肘にぶよぶよした柔らかい「たんこぶ」のようなものが出来て来院されるケースがあります。これは滑液包炎と呼ばれるもので、関節周辺にある滑液包 (かつえきほう) という袋が炎症を起こす事で腫れ(水がたまり)、痛みが出る疾患です。 治療としては、「穿刺(せんし)して水を抜く」、「鎮痛剤(アセトアミノフェン)やステロイドの処方」などで対応します。一度水を抜いても再度溜まることもあるので根気よく治療を継続することが必要になるケースもあります。痛みはさほどありませんが、放置しておくと不快になったり、滑液包炎ではなく悪性の粉瘤などの可能性が否定できないこともありえますので、まずは早めに受診されてください。